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2014 Rd.13 イタリアGP観戦記 またもリカルドに敗れたベッテル

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508181509_MT_4932a_96B179898B61B38250E9D1ACF54211DC-s ここ最近、復調の兆しを見せているベッテル。ここ5レース中4レースの予選でリカルドを上回っている。昨シーズンと全く変わってしまったレギュレーションのマシンで苦しんできたベッテルがようやく本領を発揮し始めたのかと思われていた。 今回もリカルドが得意とするモンツァで、ベッテルは予選においてリカルドを凌駕した。だが決勝レースではうまくいかない。今回は基本的に全車1ストップだったが、ベッテルは早くタイヤ交換を済ませた。 それもありレース後半にはタイヤが厳しくなってきたのはよくわかる。だがそれでもリカルドに抜かれてしまうのは厳しい現実である。 リカルドはベッテルの一つ後ろのグリッドからスタートしたが失敗し、チームメイトより7つも後ろのポジションになってしまった。ベッテルは5位、リカルドは12位である。これはいくら抜けるサーキットであるとしても、厳しいポジションである。 5位を走るベッテルは前のマグヌッセンに追いついたが抜けない。マグヌッセンは最高速がベッテルより10km/hも高く、またここではDRSの効果も少なく抜くことができなかった。そこでレッドブルは18周目にベッテルのタイヤ交換をしてアンダーカットにいこうとした。だがこれは予定よりも6周も早いタイヤ交換である。この時、この作戦は成功しベッテルはマグヌッセンを追い抜いた。 しかもマグヌッセンを抜くために、タイヤ交換直後に攻めたベッテルのタイヤはレース終盤にたれてきて、リカルドから5位のポジションを守ることはできなかった。 リカルドは最初のタイヤ交換を26周まで引っ張ることができた。これは前を走るマシンが先にタイヤ交換してクリアなエアで走ることができたことと、リカルドのタイヤに優しいドライビングのが理由である。そこまで引っ張ることができれば、第2スティントは有利に走ることができる。 結果的にベッテルはリカルドに負けてしまった。だが遅いマグヌッセンが前を走っていれば、先にタイヤ交換して抜くことは珍しくない。リカルドは5位でベッテルは6位である。これだけを見るとあまり満足のいかない結果に見えるが、レッドブルの前はメルセデスの2台とウィリアムズの2台である。この日のレッドブルであれば、メルセデスとウィリアムズの前に行くのは幸運がなければ無理だったので、この作戦はチームにとっては最善の結果をもたらしたと言えよう。 だがベッテルとしては、あまりおもしろい状況ではない。これは昨年の日本GPでも見られたが、ウェバーを3ストップにして、ベッテルが勝利したケースもあった。チームにとっていいことが、ベッテルにとっていいことであるとは限らない。彼は厳しいレースが続き、完全復活には時間がかかりそうである。

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