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2014 Rd.19 アブダビGP観戦ガイド 作戦・展望編

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N7T609211-s 【タイヤ】 ピレリはソフト(黄)とスーパーソフト(赤)を持ち込む。これは今年5回目の組み合わせとなる。この二種類のタイム差は大きいと見られるので、3ストップも含めて作戦面では多彩なレースになる。 走行開始当初は路面が汚いが、マシンが走り出すとラバーがのるので、路面状況は1ラップ毎に改善される。その為、金曜日の段階では各チームグレイニングに悩まされる。 予選、決勝レースが進む中で、路面の状況が劇的に改善されることが予想されるので、どの程度グリップが改善されるか想定しながらのセットアップ作業となり、各チームの実力が問われる。 昼間の気温は高いが、夕方から夜間にかけて急激に気温が下がることが予想される。FP1とFP3では路面温度が40度前後、FP2と予選と決勝は路面度が30度前後になる。これは、タイヤやセットアップの評価をする際に重要な要因となる。 路面はスムーズでタイヤには厳しくない。ラバーがのってくれば、スーパーソフトでも長い距離が走れると予想される。 予想周回数はソフトが15周前後、ミディアムが25周前後。二種類のタイヤのタイム差は1秒~1.3秒。 【ピット戦略】 作戦が結果を左右する、重要なレースになる。2010年の最終戦(BS最後のレース)で、フェラーリはレース序盤のセーフティカー登場時にアロンソをピットに入れてタイヤ交換した結果、ペトロフに抑え込まれて圧倒的有利な状態から、ベッテルに逆転を許したことは記憶に新しい。 ただメルセデスはチャンピオンを争う2人に対してほぼ同じ作戦で望むと思われるので、それが2人の運命を決めるとは考えにくい。 このレースは獲得ポイントが2倍になるので、リスクを冒してギャンブルするチームもあるだろう。 タイヤへの負荷が少ないが、スーパーソフトの寿命が短いと予想されるので2ストップが主流になると予想される。二種類のタイム差が大きければ3ストップもある。 ただDRSがあってもオーバーテイクは常に問題で、第一スティントでは中断チームとのギャップを考えてピットインのタイミングを考えなければならない。 高速コーナーは少なく、ストップ&ゴーのコーナーが多いので、リアタイヤがタイヤ交換の鍵を握る。 ロスタイムは、停止時間+19秒(約22秒) 【天気予報】 3日間ともドライコンディション。日中の気温は約30度と高いが、予選や決勝がおこなわれる夕方から夜にかけて気温は19度程度まで下がる。 【セーフティカー】 セーフティカーの登場確率は40%で過去5回のうち3回のレースで登場している。セーフティカーの登場するタイミングは非常に重要になり、特にタイヤ交換が可能な周回数に達していれば決定的な要因になる。 【レース展望】 メルセデスの2人がチャンピオンを賭けて戦うマッチレース。今年だけ最終戦は獲得ポイントが2倍になる。 現在、2人のポイント差は17点。ロズベルグが勝利してもハミルトンが2位ならば、ハミルトンがチャンピオンである。ハミルトンが3位以下だとロズベルグの逆転王者となる。 ハミルトンはこのサーキットを得意としている。勝利数は1勝だけだが、他にも二回レースをリードしながらリタイヤしている。その為、ハミルトンがやや有利である。 過去5回のうちポールポジションから勝利したのは2010年のベッテルただ1人。PPスタートしたドライバーは過去5回中3回はリタイヤしている。 2012年に優勝したライコネンはフロントロウからスタートしなかった唯一の勝者である。ベッテルは2009年に2位スタート、2010年はポールスタート、ハミルトンは2位スタートで勝っている。 ベッテルが3勝をあげており、ハミルトンとライコネンは1度づつ勝っている。だが2012年のベッテルはグリッドペナルティで、ハミルトンは2009年ブレーキトラブルで勝てるレースを落としている。 【過去の優勝ドライバー】 2009 S・ベッテル<レッドブル> 2010 S・ベッテル<レッドブル> 2011 L・ハミルトン<マクラーレン> 2012 K・ライコネン<ロータス> 2013 S・ベッテル<レッドブル>