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ホンダのトラブルを過度に心配する必要はない

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_X0W2561-s ヘレステストでライバルに比べて周回数を増やすことのできなかったホンダであるが、それほど心配する必要はないかもしれない。 というのもトラブルの内容が深刻でないからである。全てのトラブルの内容を把握できてはいないが、ホンダが発表しているものだけ見ると、マイナートラブルと見ていい。 例えばホンダはウェストゲートに問題があったと述べている。このウェストゲートとはどういう部品なのだろうか? ターボは排気ガスの勢いで羽根を回転させて、対となった羽根で空気を圧縮してパワーを増加させるのが基本原理である。 この時排気ガスの勢いが大きくなりすぎるとターボの羽根の回転数が増えすぎて壊れる危険性がある。また羽根の回転数が増えると多くの空気(とそれにともない多くのガソリン)がエンジンの中に供給される。するとパワーが増えすぎて、想定しているパワーを超える恐れがある。 そうなるとエンジンが壊れる危険性が出てくる。その為、排気ガスの勢いが大きくなりすぎた時には、その排気ガスを逃がしてやるバルブが必要になり、それをウェストゲートバルブと呼ぶ。つまりテストでのホンダは、このウェストゲートが開きっぱなしになったので、パワーがでなくなったと考えられる。ウェストゲートバルブが開くと羽根に当たる排気ガスの勢いが少なくなるので、パワーが少なくなる。 ウェストゲートバルブ図解 これは単純なパーツの信頼性の問題であり、交換すれば直る類いのトラブルである。ただ今のパワーユニット(以下PUと略)はとても複雑で、多くの部品が狭いスペースに押し込められているために、たった一つのパーツを交換するにも、多くの時間が必要になる。 ホンダはそのパーツの交換に時間が取られて走行距離が延ばせなかったが、それは深刻な問題ではなく、単純にパーツ交換の時間が長かったという問題である。 他にもホースからの水漏れも報告されているが、これも深刻ではない。ただホースの交換一つとっても、今のPUは時間がかかるのである。
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