ニューウェイはまだF1に関わっている
レッドブルのダニエル・リカルドはエイドリアン・ニューウェイはまだレッドブルF1チームの一員だし、勝利へのモチベーションを持っていると述べている。
レッドブルのデザインの達人であるニューウェイは新しいプロジェクトに関わるために、F1から徐々に遠ざかっていくと言われていた。しかしリカルドはニューウェイのRB11への関与は思っていたより大きいと語った。
「チームは全力でやっている。今年ニューウェイが徐々に関与を減らしていくと思っていたけど、そうではなかった。テストにもやってきているし、マシンにも興味を示している。彼は再び勝ちたいと思っているよ。これはチームにとって良いことだ」
レッドブルの弱点は昨年同様ルノーのパワーユニットである。ルノーのPUはメルセデスよりも最高出力で劣り、出力特性も理想的とは言いがたい。
「よりたくさんのパワーを出せていると思う。この時点ではメルセデスと同じ最高速は出せていないけど、順調に来ている。ドライバビリティも改善してきているし、さらに向上するために努力しているよ」
このリカルドの証言通りだと、今年もレッドブルのシャシーは競争力がありそうである。あとはルノーがどこまで向上しているかが、競争力の鍵となる。
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