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ライコネン 復活の2位 2015 Rd.4 バーレーンGP観戦記

フェラーリのライコネンが1年以上ぶりとなる表彰台に登った。しかもメルセデスの一角を崩しての2位であり、価値は高い。 タイヤのタレに関して優位性を持っていたフェラーリ。それを有効活用してマレーシアではメルセデスに一矢を報いた。だがさすがはメルセデス。すぐに対応してきてもうすでにタイヤの持ちに関しては、フェラーリとほぼ同等レベルに改善してきた。 それだけにこの表彰台は価値がある。メルセデスにブレーキトラブルがあったとはいえ、それまでにライコネンはロズベルグの後方につけていて、彼のトラブルを利用することができた。 もっと2台の差が大きければ、例えロズベルグにブレーキトラブルがあったとしても、2位になることはなかった。 それにベッテルがコースアウトして、フロントノーズを壊さなければ、フェラーリは2位と3位だった可能性もあるわけで、ハミルトンに勝つのは難しいながらも、メルセデスに小さなトラブルがあった場合、それにつけ込む位置にある。 スペインで勝つのは難しいかもしれないが、モナコではおもしろいレースが見られるかもしれない。