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ホンダがトークンをスペインGPで使用しない理由

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_X0W3964-s ホンダがスペインGPで未使用になっているパワーユニット(以下PUと略)のトークンを使用しないと発表した。 どうしてホンダはスペインGPでPUを改良しないのであろうか。開幕戦から第4戦までマクラーレン・ホンダのパフォーマンスは確実に上向いている。トップとの差はマレーシアGPで約2.5秒の差があり、中国GPではその差は約1.7秒まで縮めてきた。 本来であればヨーロッパラウンドが幕開けするスペインGPでPUをバージョンアップして、メルセデスとの差を詰めたいはずです。しかしホンダはトークンを使用しません。それはどうしてなのでしょうか。 トークンを使用して改良できるのはPUのハード部分です。ホンダはハードウェアの開発がスペインGPに間に合わなかったのでしょうか。実際、フェラーリはPUのトークンをスペインGPで使用する予定でしたが開発が間に合わず、カナダGPで改良したPUを投入する予定です。 現在のPUはハード部分とソフト部分の開発があります。これは共に重要な部分です。特に現在のPUはとても複雑なのでソフトウェア次第でその性能が出せるかどうか、決まってきます。ソフトの改良でもパワーのアップは可能ですし、ドライバビリティの改善に、ソフトウェアはとても重要になります。 ホンダやマクラーレン、アロンソやバトンのコメントを聞いていると、彼らは現在ソフトウェアの改良にかかりっきりになっており、まだソフトウェア部分で改良の余地があるように見受けられます。 つまりホンダは現在のハードウェアの性能をソフトウェアで引き出せていない状態でハードだけを改良しても、あまり意味がないと考えていると思われます。 現在のハードウェアの性能をソフトウェアが引き出せていないのであれば、ハードの性能だけを引き上げても、性能が上がらないのは明らかです。ソフトウェアのトラブルがある状態で、新しいハードウェアを投入して新しいトラブルを引き起こすとPUの開発が停滞します。それは絶対に避けたい事態です。 つまりホンダがトークンを使用して、ハードウェアを改善した時、初めてホンダのパワーユニットが普通に走れる状態になったと言えるのです。 それがいつになるのかホンダ自身もわかっていないかもしれません。だがその時期が徐々に近づいてきていることだけは確かです。