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バトンがマクラーレン・ホンダ初入賞

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_89P0061 短いようで長い道のりであった。モナコGPがマクラーレン・ホンダにとって前半の最大のチャンスである事は明白であった。それはフルパワーで走る区間が極めて短いので、トップエンドのパワーがタイムに及ぼす影響が他に比べて非常に短いからである。 だが同時にパワーユニットのドライバビリティがシビアに求められるサーキットでもある。ドライバビリティとは、ドライバーがアクセルを踏んだ分だけ欲しいパワーを出すことである。だがこの字で表すと簡単なことが昨年から導入されたパワーユニット(以下PUと略)で実現することが難しい。 ただ私はモナコGP前はマクラーレン・ホンダには悲観的であった。それはスペインGPでマクラーレン・ホンダのマシンがそのドライバビリティで苦戦しているように見えたからである。 ところがホンダはこのわずか2週間後のモナコGPで、その欠点をしっかりと修正してきた。 その証拠に何もなければマクラーレン・ホンダの二台は予選でQ3へ進出できていた可能性が高い。アロンソはトラブルでアタックできず、バトンもロズベルグがQ2最後でコースを飛び出して、イエローフラッグが出た関係で、前回アタックができずにQ2で脱落したが、普通に走れていればQ3進出は確実であった。 アロンソも決勝レースを走り切れていれば、入賞できた可能性が高く、やはり徐々にではあるがホンダのPUは実力を高めている。 初入賞したマクラーレン・ホンダではあるが、次のカナダGPでは苦戦が予想される。このサーキットは全開区間が長く、トップエンドでのパワーが求められるからである。 もしカナダGPでマクラーレン・ホンダがQ3に進出できれば、その時はマクラーレン・ホンダが次のステップへ踏み出した証と言える。