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ニコ・ロスベルグの逆襲

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08f1gpaustriahz10603-s 予選でポールポジションにまであと一歩まで迫ったニコ・ロズベルグ。 Q3の2度目のアタックでハミルトンが1コーナーでスピン。これでロズベルグの逆転ポールポジションの可能性は高かったのだが、なんと彼も最終コーナーの一つ前ターン8でミスして、飛び出してしまった。 ニコはターン8の立ち上がりで、アウト側にでて人工芝部分にタイヤをのせた。この人工芝にはフリー走行で降られた雨が残っていたようで、濡れたタイヤで最終コーナーへ飛び込み、コースアウトしてしまった。 このコーナーは鈴鹿のデグナーと同じでラインが一つしかなく、早く切り込みすぎても、遅く切り込んでもコースアウトする、意外に難しいコーナーである。 このミスは相当ロズベルグを落ち込ませたはずだ。目の前にあったポールを自分自身のミスで取り逃がしたのだから。もしこのままレースでもハミルトンに負けていたら、今シーズン立ち直るのは難しかったかもしれない。 だが抜群のスタートを決めたニコは、1コーナーまでにハミルトンをパス。その後の2コーナーやバックストレートでも押さえ込み、リードを築く。 こうなると同じマシンに乗るハミルトンには難しいレースになる。前に付きすぎるとタイヤを痛める危険性があるし、ブレーキやPUの冷却面でも苦しくなる。 ニコは冷静にマシンをフィニッシュラインに持ち込めば良かった。 予選での大きなミスがあっただけに、このニコの勝利は大きな意味を持つ。昨年と今年の違いはハミルトンは自信満々で、ロズベルグは自信を失いかけている事である。これでニコは失いかけていた自信を少し取り戻せた。 だがその自信を完全に取り戻すには勝ち続けなければならない。次はドライバーの腕が試されるシルバーストーンである。ここで勝てばハミルトンに強烈な一撃となるだろう。