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ライコネン フェラーリ残留の裏側

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来シーズンの動向が注目されていたフェラーリのライコネンが2016年もフェラーリをドライブすることが正式に発表された。 ライコネンの現在の契約は今年の一年契約にプラスして、来年の契約継続のオプションをフェラーリが持っていた。つまり来年、ライコネンの契約を継続するかどうかはフェラーリの決定次第と言うことであった。 今年、2勝を挙げているベッテルとは対照的に、表彰台1回に留まっているライコネンのシートは危ぶまれていたので、この契約更新は驚きを持って迎えられた。 フェラーリはボッタスとの交渉を伝えられていたが、ボッタスは来年も有効な契約がウィリアムズと残っており、ボッタスとの契約には解約金をフェラーリが支払わなければならなかった。一説によるとその金額は20億円といわれている。 だがフェラーリにはベッテルというエースドライバーがいて、大金を払ってまでボッタスを欲しがる状況ではなかった。 その為、フェラーリは20億円という違約金を支払うことを拒否した。もしベッテルが怪我でもしてレースに出られない状況であれば、フェラーリは金に糸目をつけずにボッタスとの契約を目指していただろう。 それに来年一年待てばボッタスの契約は切れて、違約金なしで契約できることも背景にはあった。 またライコネンはベッテルの親友でもあり、2人はとてもいい関係を作っている。フェラーリとしては、ここでヒュルケンベルグなどの若いハングリーなドライバーを加入させてベッテルと緊張関係を作るよりは、ライコネンとの関係を継続させた方が、チームとしてよりよいパフォーマンスが出せると判断したのだろう。 もちろんライコネンはまだ十分に速さがあり、チームの首脳陣はそれも当然評価している。 ただし来年はライコネンの最後のシーズンになる可能性が高い。現役最高齢の彼は、年齢的なこともあり来年、彼が相当な結果を残さなければ2017年の契約更新は難しい。 ではフェラーリ以外に選択肢があるかというと、トップチームでは可能性が低い。ライコネンもキャリアをフェラーリで終えたいと述べているので、彼は来シーズンをフェラーリで過ごし、引退するという可能性が高いと思われる。