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マクラーレン・ホンダ 望外の入賞

_J5R9269_3-s まさかといっていいマクラーレン・ホンダのダブル入賞だった(アロンソはレース後のペナルティで11位に降格した)。このサーキットは燃費に厳しく、マクラーレン・ホンダに勝ち目はないと思われていた。 ホンダはここで残りのトークンを使った今年の最終バージョンのパワーユニットを投入したが、残念ながら彼らの弱点はまだ解消されていない。ERSの回生不足でレース序盤には抜かれていたし、今回の入賞も6台の大量リタイヤに助けられている。 マクラーレン・ホンダの後ろは最終ラップで止まったボッタスと2台のマノーだけなのだから。それでもERSのデプロイメントを修正し、日本GPよりは改善している。 予選と決勝のデプロイメントは違っていて、ホンダはライバルより少ないERSのパワーを以前よりうまく管理できるようになった。とはいえ根本的なERSの回生不足は解決されていないので、今後も苦しい戦いは続く。