2013 Rd.14 韓国GP ベッテル怒濤の4連勝
▽ベッテル怒濤の4連勝
ベッテルはセーフティカーが二度にわたり導入され、築いたリードを失ったが、全く動じることもなく今シーズン8勝目をかざった。ベッテルは夏休み明けのレースに全勝しており、これで4連勝となる。
スタートで前に出ると後は2番手のグロージャンを毎周0.5秒前後引き離していく。グロージャンもハミルトンをパスするなどいい走りを見せていたのだが、ベッテルにはかなわなかった。ただシンガポールであった1秒のマージンはなく差は縮まったのではあるが、ベッテルにとっては問題はなかった。
ベッテルにとっての最大の関心は、右フロントタイヤのインサイドショルダー部分の摩耗だった。これは昨年もおこったことでこのサーキット特有の現象である。インサイドショルダー部分はかなり摩耗していたが、タイム的には全く問題がなく、いつものようにピットからペースを抑えるように指示が出ても、無視して走るいつものベッテルがそこにいた。
- 用語解説:グレイニング
- 2013 Rd14 韓国GP 光り輝くヒュルケンベルグ