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ニコの戦いは続く 2015 Rd.16 USGP観戦記

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f12015gp16usa_hzfx1p5885-s 2015年度のチャンピオンシップは終わった。だがニコの戦いが終わったわけではない。 ニコ・ロズベルグにとってこの2位はあまりにも痛い結果となった。 彼はこの荒れたレースにおいて、一度は順位を下げたものの、コース上でルイスを抜いて、タイヤ交換の時期も見逃さず、レース終盤をトップで迎えていた。 この日のハミルトンは決して調子がいいとはいえず、差は小さかったとはいえ、ニコがミスさえしなければ勝利は約束されていた。だがそのミスをしてしまった。 レース終盤、路面上の所々に濡れた箇所はあったが、それほど難しいコンディションではなかった。ミスをしてはいけない場面でミスをしてしまい、ルイスに首位の座を簡単に与えてしまった。 このレースでニコが勝ったとしても、チャンピオンシップの行方に大きな影響はなかった。だがポールからスタートしながらも再び1コーナーでルイスにアウト側に押し出されて4位にまで順位を落としながら、トップに返り咲いたニコ。 ルイスをコース上で抜き、失いかけていた自信を取り戻すかに思えた。だがそこでミスをして、ハミルトンに優勝とチャンピオンをみすみす与えてしまった自分自身を責めていたに違いない。 悔やんでも悔やみきれない。今、ニコに必要なのは自分もルイスに勝てるという昨年あった自信である。今のハミルトンはもはや自信の塊である。こうなったハミルトンを打ち破るのは難しい。そのルイスの自信を打ち破れるのは、今同じマシンにのるニコしかない。 今年、残り三レース。チャンピオン争いは決着がついたが、ニコとルイスの男のプライドをかけた勝負は続く。ルイスは残り三レースを勝って、ニコの自信を粉々に崩して来シーズンを迎えたい。だがニコはそれだけは絶対に阻止しなければならない。 今シーズンのチャンピオン争いは終わったばかりだが、もう来年のチャンピオン争いは始まっている。