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攻めるベッテル、だがメルセデスは脅かせず

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今回もフェラーリは攻めた作戦でレースにのぞんだ。

レース前は2ストップが3ストップより5秒速い予想だった。ただこれは計算上のことで、比較的抜きやすいインテルラゴスサーキットとはいえ、インフィールドセクションで遅いマシンに引っかかるとタイムロスがあり、計算以上に3ストップは不利と見られていた。

だがフェラーリは、それでも3ストップにかけてきた。何もしなければメルセデスに勝てないからである。だが今回はそれば裏目に出た。

2ストップの方が有利な計算だったが、レースではタイヤのタレが予想以上に激しくミディアムタイヤを2回つないでも2ストップではかなり厳しかった。

最初は2ストップでいく予定だったメルセデスだが、フェラーリのベッテルがメルセデスより早くタイヤ交換を実行したのを見て、すぐさまそれに反応して二台のメルセデスをピットに呼び戻した。

同じ条件であれば、メルセデスはフェラーリに負けないからである。

だがこのレースはタイヤにかなり厳しいレースになった。であればメルセデスよりもタイヤに優しいフェラーリは、3ストップではなく2ストップでメルセデスにプレッシャーを掛けた方が有効だった。

実際35周ほど持つと予想されたミディアムだが、20周を過ぎた辺りからタイヤがないとハミルトンも訴えていた。

もしフェラーリが2ストップだった場合、レースの終盤ではおもしろいレースが見られたかもしれない。逆転は難しかったかもしれないが、少なくとも淡々としたレースは最後に盛り上がりを見せただろう。