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ホンダが乗り越えなければならないメルセデスの壁 V6ターボはV8やV10よりパワフル

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_99O8865-s 現在F1が使用しているV6ターボ パワーユニット(以下PUと略)は以前のV8やV10よりパワーがあるとメルセデスのエンジン責任者であるアンディ・コーウェルが述べている。 「ERSを使用した1.6リットルのエンジンは以前のV8よりパワーがあり、ERS抜きのターボ付1.6リットルのエンジン部分だけ見ても、V8とほぼ同じパワーがある」 「V8にKERSを付けたものと、1.6リットルターボにERSをつけたPUを比較すると10%今のPUの方がパワーがある。KERSは限られた6.7秒しか使用が許されなかったが、今のERSはより多くの部分で使用できる。だからV8のKERS付きより今のPUの方がパワフルだ」 さらに今のPUは以前のV10エンジンよりパワーがある。このV10エンジンは2005年まで使用されていて、今でも多くのトラックでラップ記録を持っている。しかも今のPUはV10の2倍の燃費があると言うのだ。 「V10時代に燃料の流量を計測したならば190kgを超えている。今のPUはおよそ半分で、たったの100kgである」 「しかも今のPUのエンジン単体部分だけを見ても、さらなる開発によりまだまだパワーを増やす余地がある。これまでも驚異的な効率化とパワーレベルを成し遂げてきたが、まだまだ引き出せる余地がある」 しかも今のPUは使用できる台数が制限されている。それを超えるとグリッドペナルティがあるにも関わらず開発の余地があるとコーウェルは述べた。 「さらにERSの部分でもさらなる開発は可能である。燃焼部分やシステム、排気ガスからのエネルギー回収部分はまだ開発の余地がある」 彼の話を聞いていると今のPUは恐ろしいほどの効率化がされていて、当初FIAが望んだ通りの結果がでているといえる。 さらに恐ろしいのは、メルセデスがまだまだ効率化できるし、パワーを増やす余地があると述べている部分だ。 これはメルセデスを追いかけるライバルメーカーにとって聞きたくない言葉だろう。今よりメルセデスが強くなれば、2016年はさらに退屈なシーズンになってしまう。 そうならないようにホンダには頑張っていただきたい。