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ピレリによるフェラーリの逆襲

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今年のチャンピオンシップはメルセデスとフェラーリが争うと予想されている。そのフェラーリをピレリタイヤが後押しするかもしれない。

今年ピレリは3種類のタイヤを各GPに持ち込む。複雑な規定はあるが各チーム、各ドライバーはその3種類からタイヤを選べる。

これがフェラーリに有利に働くかもしれない。

昨年、ピレリはソフトタイヤを15レースに持ち込んだ。ミディアムは13レース、スーパーソフトは6レース、ハードは4レース使用された。

ソフトタイヤが持ち込まれなかったのは僅かに4レースで、マレーシアではベッテルが勝利したが、スペインやイギリス、日本GPではメルセデスに対して苦戦した。

メルセデスは大きなダウンフォースを発生しているので、硬めのタイヤでも作動温度領域に持ち込むことができる。

しかしその大きなダウンフォースが柔らかめのタイヤには負荷が大きすぎ、タイヤの動作温度領域を外しやすくなる。

フェラーリはメルセデスよりもダウンフォース量が少ないので、ソフトタイヤでもより長い距離を走らせることができた。

だが一方でフェラーリはミディアムコンパウンドではタイヤの温度を上げることに苦労した。特にスティントの最初の数周では苦しんだ。

今年、どのタイヤがピレリから指定されるかは明らかでないが、ほぼ全てのレースでソフトタイヤはチョイスされると見られている。

事実、ピレリは今年の最初の4レースに、スーパーソフト、ソフト、ミディアムを持ち込むことを発表している。

だがこの3種類のタイヤを全て使用する義務はない。よってフェラーリはより自分達にあうソフトタイヤを多く使用することにより、メルセデスの牙城に迫ることができるかもしれない。