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パワーユニットの開発制限撤廃はホンダに有利になるのか

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_X0W2712_3-s 2017年からパワーユニットの開発制限が撤廃されることが決まった。これらはホンダやルノーにとって有利だという見方が一般的である。だが本当にそうなのだろうか。 2014年から導入された新しい効率的なパワーユニットは、開発の制限があり、年々開発できるエリアと部分が少なくなっていくことになっていた。 だがあまりにもメルセデスが強くなりすぎた為、これを見直すことになった。このままではライバルメーカーが追いつくのが困難となるからである。 最初の話では開発エリアや部品の数を増やす方向だったのだが、最終的には全ての開発が認められることになった。 これでホンダも復活できると安心するのはまだ早い。開発制限がなくなったのは、ホンダだけではなくメルセデスも同じだからだ。 もちろんホンダの開発する余地が多いのは間違いない。だから差を詰めることにはなるだろう。だがメルセデスだって止まっているわけではない。このパワーユニットはとても複雑で、まだまだ開発の余地がある事をメルセデスのPU開発責任者であるアンディ・コーウェルが認めている。 そう考えるとホンダやルノーに一方的に有利なルール変更とはいえない。だからこそメルセデスも開発制限の撤廃に同意したのだ。 ただこれでホンダは開発に欠けるリソースに制限はなくなった。ホンダが本気になって開発をすれば、そのリソースは大きい。その為、このルール変更は彼らの進化を後押ししてくれるだろう。 以前のように全く新しいPUをシーズン途中に投入することも可能になる。だがレースで勝利するにはマクラーレンのシャシーの競争力も関係してくる。 第二期の圧勝の影には、マクラーレンのシャシーや世界最高のドライバー2人がドライブしていたことなど、エンジン部分以外でも突出していたから、あそこまで勝てたのである。 そこを忘れていると、ホンダの成績に失望することになるだろう。