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ロズベルグは攻めるべきだったのか?

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M29908-canadaGP2016 このレースのハイライトはスタートであった。いつものようにスタートに失敗したハミルトンとまあまあのスタートをきったロズベルグが最初のターン1で接触。 アウト側に押し出されたロズベルグは10位まで順位を落とした。そこからロズベルグは1台づつマシンをパスして3位が狙える位置まで挽回したが、そこで今度は不運なパンクに見舞われて、順位を再び落としてしまった。 1コーナーでハミルトンはアウトサイドのロズベルグにスペースを残していない。ハミルトンはこの時、追い風だったのでアンダーステアが出て曲がりきれなかったと述べている。 ただロズベルグはレース前の時点でハミルトンに対して24ポイントのリードをしていた。またこのサーキットが抜けるコースであることを考えると、スタート直後に無理をして抜きにいく必要があったかは、判断が難しい。 後ろにロズベルグがいる状態だとハミルトンの作戦選択にも影響を与える。もちろんハミルトンとしては優勝するためにベッテルの前に行きたいが、無理な作戦をしてロズベルグに前に行かれるのは避けたい。 彼らはベッテルと戦うと同時にチームメイト同士でも戦わなければならない。 1位ベッテルで2位と3位がメルセデスの場合、ロズベルグはハミルトンと違う作戦を取ることが許される。これはハミルトンにとっては脅威である。 つまりロズベルグは3位にいれば、よりハミルトンにプレッシャーをかけられたのに、スタート直後に順位を失い、ハミルトンを自由に走らせることになった。 もちろん積極的にいかなければ、チャンピオンを取ることはできないが、無理な仕掛けをしてポイントを失うことは避けなければならない。 それをレース中の一瞬の間に判断しなければならないので、とても難しいのであるが、それができなければチャンピオンを取るのは難しい。 だからこれまでも飛び抜けた才能を持ち速さもあるのだが、チャンピオンになれなかったドライバーや、複数回王者に輝いてもおかしくないのに、一度しかチャンピオンになれなかったドライバーはかなりいる。 シーズン序盤あれほど苦戦したハミルトンと好調だったロズベルグとのポイント差はわずかに9ポイント差である。これはもう追いつかれたといってもいい。ロズベルグの反撃がいつ始まるのか。そこが今後のポイントになる。
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