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可夢偉 フェラーリのオファーを蹴ってF1復帰

昨日、リーフィールドのケータハム本部で、2014年の契約を発表した小林可夢偉は、フェラーリからのオファーを断り、ケータハムと契約したことを明らかにした。 2012年にザウバーで表彰台に乗る活躍を見せながらも、翌年のシートを失った可夢偉は、今年のF1でのレース活動を熱望していた。シートを失った2013年、可夢偉はフェラーリからWECへ参戦し、F1のデモ走行を担当した。 フェラーリからの2014年のオファー内容は、昨年に引き続きWECでのレース活動と、さらにF1では昨年よりも関与する領域が増え、シミュレータをドライブできる内容だった。2014年のF1はレギュレーションが大幅に変更になり、さらに風洞やCFDの活動にも制限がかけられるので、シミュレータでの開発の重要性は増す。このオファーはフェラーリが可夢偉の能力を認めたことになる。 しかしながら可夢偉はこのF1随一のビッグチームからのオファーを断り、F1でのレース活動をすることを選んだ。彼はF1に戻るために情熱を注ぎ、今回の契約を締結した。 「私はまだ27歳で、もっとF1でレースをする必要があります」と可夢偉は述べた。「それがF1に戻ってきた理由です」 「フェラーリは契約の更新を申し出てくれました。私がそれを断ったことでステファノ(ドメニカリ)はうれしくはないでしょう。でもそれが私の決断です」 「人生でリスクを取ってきましたし、それは私にとって重要です。ケータハムには新しい力が必要で、私の経験はこのチームとって役に立ちます。何ができるのか見てみましょう。自信はあります」

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