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レース前の雨で作戦は分かれた

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レース前の予想ではワンストップとツーストップは意見が分かれていた。というのも決勝日の朝に大雨が降り、それまで二日間で路面に乗っていたタイヤラバーを洗い流してしまったからである。
 
なので多くのチームはワンストップをプランAとして走りながら、タイムの落ちが大きければツーストップに切り替えようとした。
 
上位勢ではベッテルがいち早くタイヤを交換。ハミルトンはあきらかにワンストップ狙いだったので、ベッテルの動きへの反応が遅れた。ハミルトンはベッテルの三周後にタイヤ交換したために、タイヤ交換後にコースに戻った時には、ベッテルがすぐ後ろにつけてきた。
 
だがこの日のハミルトンは無敵だったので、ここでベッテルに前に行かれてもまた抜き返すのは容易だっただろう。
 
路面状況は良くなかったが、気温が土曜日よりも低かったことはメルセデスに有利に働き、フェラーリには不利に働いた。
 
特にベッテルはタイヤにブリスターが出て苦しんでいた。そこにレース終盤に後方から猛追してきたフェルスタッペンが2度目のタイヤ交換に向かうと2位を走っていたベッテルがすかさず反応した。
 
一時的には順位をライコネンとボッタスに明け渡しても、フレッシュなスーパーソフトで巻き返しに期待した。ボッタスさえ抜けば、ライコネンは順位を返してくれる見込みもあった。
 
そしてベッテルは見事に2位に返り咲く事ができた。パワーユニット交換で16位スタートのフェルスタッペンもタイヤ交換後に猛追して、最終ラップでライコネンをパス。劇的な三位表彰台と思われたにも関わらず、ライコネンを抜くときに、イン側のコース外を走ったことに対する5秒ペナルティーを受けて、シャンパンシャワー直前にライコネンとの交代を余儀なくされた。
 
だがこれまで接触が多く批判の多いフェルスタッペンだが、このペナルティーは少しかわいそうに思う。確かにコース外を走って抜いてはいるが、外にはライコネンがいて中に切れ込んでくるわけで、そのまま走れば接触する可能性もあった。ライコネンもフェルスタッペンもあきらかに接触を避けるために動いている。これをペナルティーといわれるのは少し厳しい。
 
サーキットで見ているファンも見事なオーバーテイクを見た後にフェルスタッペンが表彰台にいないのを見てどう思うだろうか。
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