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ようこそGP2ワールドへ!

10年目を迎えたGP2シリーズ。この週末から2014年のシリーズが始まります。今年から日本人2人が参戦することで注目度アップのGP2。ここでは知っているようで知らないGP2の基本をお伝えします。 マシンとエンジン 全てのチームは、イタリアのダラーラ製のGP2/11シャシーを使用する。 エンジンはV8 4リッターのメカクローム製エンジンを使用。1万回転で612馬力をたたき出す。 マシンの最高速度は約331km/h、0から100km/hの加速は2.9秒である。 開発は許可されておらず、交換するパーツは全て同じであり、GP2から購入しなければならない。 レース GP2は11のイベントで構成されており、全てF1の前座として開催される。 レースウィークエンドは45分のフリー走行一回と、30分の予選一回とレースで構成される。 最初のレースはフューチャーレースと呼ばれ、予選順にスタートする。第2レースはスプリントレースと呼ばれ、フューチャーレースの順位に従いスタートするが、上位の8人は順位の逆でスタートする。つまりフューチャーレースで8位のドライバーが1位から、1位のドライバーが8位からスタートする。これをリバースグリッドという。 フューチャーレースは特殊なコースを除き170kmか60分で争われる。モナコは140kmでハンガリーは160kmである。 フューチャーレースではタイヤ交換する為のピットストップが義務づけられていて、最初のタイヤ交換は6周目終了後におこなわれなくてはならない。 スプリントレースは120kmか45分で争われる。モナコだけは100kmで争われる。 ポイント 予選でのポールポジションには4ポイントが与えられる。 フューチャーレースのポイント制はF1と同じで、上位の10人までにポイントが与えられる。25, 18, 15, 12, 10, 8, 6, 4, 2, 1 スプリントレースでは上位の8人にポイントが付与される。 15, 12, 10, 8, 6, 4, 2, 1 ファステストラップを記録したドライバーには2ポイントが与えられるが、10位以内でないと権利はない。また通常のグリッド以外からスタートしたり、スプリントレースでタイヤ交換したり、天候の条件により異なったタイヤを使用する義務がない場合は、ポイントが付与されない。 タイヤ F1と同じでピレリタイヤが4種類のタイヤを製造し、そのうちの2種類を毎回持ち込む。4種類のタイヤはF1と同じでスーパーソフト、ソフト、ミディアム、ハードと呼ばれる。持ち込まれるタイヤの固い方をプライム、柔らかい方をオプションと呼ぶ。 フューチャーレースではプライムとオプションの両方のタイヤを使用する義務がある。 3セットのプライムと2セットのオプションタイヤを供給され、3セットのウェットタイヤが供給される。 参加チーム 13チームが2014年シーズンを争い、各チーム2台づつ参加させる ロシアン タイム カーリン レーシング エンジニアリング DAMS ART GP 伊沢拓也 ヒルマーモータースポーツ ラペックス アーデン インターナショナル EQ8 ケータハム レーシング MP モータースポーツ トライデント ベネズエラ GP ラザルス カンポスレーシング 佐藤公哉

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