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プロドロモウ レッドブル離脱 ファロウズが後任

レッドブルは空力責任者だったピーター・プロドロモウがマクラーレン移籍のカウントダウンに入ったことを認めた。 プロドロモウが現場の仕事から離れて、ガーデニング休暇に入ったことをレッドブルが発表した。 ガーデニング休暇とは、上位のエンジニアが近い将来移籍する場合、来年用のマシンやデバイス開発の秘密に触れられない様にするために、取らせる休暇のことである。これまでロス・ブラウンがフェラーリを離れる際にこのガーデニング休暇を取っている。 だが全ての上級エンジニアがこの休暇を取るわけではない。元マクラーレンのパディ・ロウは、マクラーレンを離れてすぐにメルセデスで仕事を始めている。これはメルセデスが翌年以降のエンジンに関する契約内容に関して、マクラーレンに有利な条件を盛り込んだ引き替えに実現したと考えられている。 「チームはレッドブル在籍期間中に彼が成し遂げた貢献に対して、感謝したい」と述べた。 プロドロモウはマクラーレンから移籍してきた2006年から現職にあり、エイドリアン・ニューウェイと共に働き、4年連続のチャンピオンに貢献した。 彼は1991年から所属していたマクラーレンに復帰する。 元空力チームのリーダーであったダン・ファロウズがプロドロモウの職を引き継ぐ。レッドブルはファロウズは「昨年、短期間チームを離れた」と述べている。 「彼は新しいポジションで、再びレッドブルで働くために復帰する」 ファロウズもマクラーレンへ移籍する予定であり、昨年末にレッドブルを離れた。だがプロドロモウの引き留めに失敗したレッドブルは目標をファロウズに変更し、彼の気持ちを変えることには成功したようである。 だがこのファロウズのレッドブル復帰にはマクラーレンが異議を唱えており、予断を許さない状況である。最近は上級エンジニアの引き抜き合戦も活発であり、下手なドライバー移籍よりも高額のお金が飛び交うこともある。

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