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さらばモントーヤ また会う日まで

ファン・パブロ・モントーヤが来年、チップ・ガナッシ・レーシングからNASCARに挑戦することはご存じの方も多いはずだ。 そのモントーヤが次のフランスGPよりマクレーレンを離脱するというアナウンスがあった。 彼のかわりにマクレーレンをドライブするのはテストドライバーを務めるペドロ・デラ・ロサだ。 最近のモントーヤを見ていると、元気のなさ、集中力の欠如が目立っていた。 表彰台に乗ったり、入賞もしているのではあるが、激しいバトルの末にと言うのは少なく、淡々と走って得た結果が多いように思われる。 これによりモントーヤは今シーズン中にもNASCARへの挑戦も可能になった。 それにしても、あのモントーヤがシーズン途中でチームを離脱するとは想像もつかなかった。 モントーヤの追放を画策したのはメルセデス・ベンツらしい。 それでも走ろうと思えばモントーヤはシーズン終了まで走れたのだろうが、チーム内でそこまでされては彼のプライドが許さなかったのだろう。 誤解されている方が多いかもしれないが、クールなイメージのあるマクレーレンだがドライバーの定着率はいい。 長期間契約するドライバーも多いし、二人のドライバーを一度に変えることはほとんだないのがこのチームの特徴だ。 それにしてもモントーヤのF1引退はさみしい。 かつて、ミハエル・シューマッハーとサイド・バイ・サイドで争っていたあの頃を思い出すとなおさらだ。 モントーヤのF1引退は確かに寂しいが、彼の決めたことだ。 彼が新天地で活躍することを祈ろう。

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