ホンダのカラーリングは是か非か
みなさんも、すでにホンダの新しいカラーリングをご覧になっているだろう。
まだの方はこちらを見て欲しい。
Lucky Strikeをスポンサーとして失ったホンダが、どのようなカラーリングをまとうかは注目されていた。
ホンダは今年も真っ黒のカラーリングでテスト走行を重ねていた。
これは例年通りなので、なんの不思議もない。
ホンダは今年、メインスポンサーなしで活動することを決めていた。
その為、、独自のカラーリングでいくことが発表済みだった。
事前に、環境を意識した会社であることを、アピールするため緑色のカラーリングになるのではと噂されていた。
その噂は一部であっていた。
ホンダはカラーリングの発表会で自分たちのマシンを地球色(?)にして、登場した。
これは微妙だ。
もっともカラーリングに関しては個人の嗜好の問題なので、これをかっこいいと思う人もいれば、そうでない人もいるだろう。
私はあまり好きではない。
それはおそらく、このカラーリングは現代F1の常識に反しているからだろう。
ロータスがゴールドリーフカラーをまとって以来、私たちはスポンサーカラーのマシンを見慣れてきた。
だから、私はこの地球色のマシンを見て、強く違和感をもってしまうのだろう。
そう言う意味では、私は頭の固い人間と言うことになる。
おそらく、当時の人たちは私と同じ違和感をゴールドリーフカラーのロータスに抱いていたはずだ。
ナショナルカラーを見慣れた人から、タバコ・パッケージ色のF1マシンは奇異に映ったことだろう。
一般的にF1ではカラーリングやロゴを出すことにより、マーケティング効果を出そうとする。
だが、このマシンは違う。
なんといってもホンダのカラーやロゴはどこにもない。
マーケティング主体でF1に参戦しているトヨタと、単純に競争に勝ちたいホンダの違いを際だたせている。
このマシンでレースに勝ったとしても、どこのチームが勝ったのか、一般の人にはわからないだろう。
幸か不幸か、このカラーリングはセンセーションを巻き起こしているようで、逆にマーケティング効果を発揮している。
ちなみに、お金を寄付すればこのマシンに自分の名前をのせることが可能らしい。
詳細はこちらのURLから見て欲しい。
日本語版は近日中に公開予定だ。
私もF1のカラーリングを題材にして、コラムを書いたのは、生まれて初めてである。
恐らく、今後一生ないと思う。
それほどに、このカラーリングはユニークと言うことだろう。
願わくば、本業のレースでもこのカラーリングと同じくらいのセンセーションをおこして欲しいと願っている。
あっ、本業は自動車作ることだったか(^^)。
- ホンダは今年勝てるか【ドライバー編】
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