予算削減か辞任か!? モズレーの迷走は続く
FIA会長のモズレーは、チームにコストの削減を呼びかけている模様だ。
しかし、実現は難しい。
誰もが、予選削減には協力的だ。
ただし、条件が付く。
それは、チームの予算を管理できればという条件だ。
誰がどのようにして、チームの予算を管理するのだろうか。
しかも、モズレーは予選削減といいながらKERSなどという、莫大なお金のかかるシステムを導入しようとしている。
どうやらF1も地球にやさしくしなければ、ならないそうなのだが、F1が消費する燃料など世界的レベルでいえば、誤差にもならないほとわずかだ。
そんなに二酸化炭素を出したくなければ、現在18戦のF1の開催数を減らすほうが削減になるし、現実的だろう。
おまけに、GP2に対抗して打ち上げたF2構想は、各方面から非現実的と批判されている。
挙句の果てに、バーニーからはF2は芝刈り機のエンジンを使うのかとまで言われ、非現実的な参加コストの低さを揶揄されている。
会長選挙には勝利したモズレーだが、彼が辞任する日も近いかもしれない。
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