2010年からイギリスGPはドニントンパークで開催されることが、発表された。
ドニントン・パークといえば私には、強烈な記憶がある。
それは1993年のヨーロッパGP。
主役はそう、アイルトン・セナだ。
非力なフォードのV8エンジンを積んだセナは雨のオープニングラップでごぼう抜き。
一人だけ、物理の法則を超越したかのような走り。
私は、セナのベストGPを挙げろと言われれば、迷うことなくこのGPを挙げる。
さて、そんなドニントンパークであるが、そうなるとシルバーストーンでのGPは来年で終わる。
シルバーストーンはコースレイアウトの変更があり、多少スピードは落ちたものの、中高速型のサーキットは現代では貴重であり、好きなサーキットの一つであった。
それだけに、シルバーストーンがF1カレンダーから消えるということは残念でならない。
モナコ、シルバーストーン、ホッケンハイム、スパ、モンツァ、そして鈴鹿。
どれもが私が愛してやまないサーキットである。
是非、近いうちにシルバーストーンでGPが再開して欲しいと願っている