ハミルトンのペナルティで、マッサがベルギーGP繰り上げ優勝
マッサ ハミルトンのペナルティでベルギーGP優勝
昨日開催されたベルギーGPにおいてトップでゴールしたハミルトンに25秒加算のペナルティが追加され、結果としてハミルトンは3位に後退。
これにともない2位のマッサが1位に、3位のハイドフェルドが2位に繰り上がった。
レース終了後、審議対象となったライコネンとハミルトンのバトルであるが、スチュワードはシケインをショートカットしたハミルトンは、それによりアドバンテージを得たと判断。
ライコネンは、このバトルの直後、雨に足をすくわれてクラッシュ。
レースを終えている。
フェラーリ代表のステファノ・ドメニカリは、「レースはオフィシャルが公式結果を発行するまでは確定せず、それが今日のケースだ」と話している。
さらに彼は、「スチュワードの判断に対してはコメントをしない。我々はレース終了後スチュワードを訪れ、我々の見解を述べた」と話した。
「勝てるレースを失ったキミは残念だ。この勝利は我々のチャンピオン争いにとっては重要だ。来るべきレースに集中し、可能な限り準備をしなければならない」
マクラーレンはすぐさま、ハミルトンが1コーナーの飛び込みでライコネンをパスする前に、スタートラインの前でライコネンに先を譲ったと、スチュワードの判断に異議を唱えた。
「我々は全てのデータを見て、それをスチュワードにも提供した。それを見るとルイスはスタートライン上でライコネンより6Km/hも遅い。
ルイスはキミに先に行かせた後で、キミの後ろにつきヘアピンで右側から抜いていった。このデータを考えると我々はこの決定に異議を唱えることにした」とマクラーレンは述べている。
この結果、ハミルトンのチャンピオンシップでのリードは大きく減少し、5レースを残してたったの2ポイントとなった。
マクラーレンの抗議は受理されたので後日、FIAの国際裁判所で審議される。
- スパの森に住む悪魔 ベルギーGP観戦記
- マクラーレン FIA国際裁判所へ提訴
ん~ハミルトンはレギュレーションに則った抜き方をしたはずであってこれでペナルティを科すならば"FIA"の"フェラーリ贔屓"もいい加減にしろって言いたいですよ。
本当にあんなに素晴らしいレースの後で、こんな結果になるとは、悲しいです。
これでは、FIAが恣意的にチャンピオンシップをコントロールしていると言われてもしかないですね。