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ドイツGP観戦ガイド

【サーキット】 ニュルブルクリンク・サーキット 5.148km×60周=308.863km 連続する中速コーナーと低速セクションが混在している山中のサーキットである。 22.8Kmという長距離の北コースを持つことで有名。 ヘビー・ブレーキングが必要な部分と低速からの加速が必要な部分が三カ所あり、ブラウンGPはこの部分でアドバンテージがある。 連続する中速コーナーでは、レッドブルはブラウンGPと互角の速さを見せるだろうが、低速セクションでどの程度までブラウンGPに迫れるかが、勝負のポイントである。 サーキットは、山中にあり天候はかなり不安定である。 2007年はスタート直後に、集中豪雨に見舞われ、スパイカー(当時)のウィンケルホックがラップ・リーダーになったこともある。 コース上でのオーバーテイクは、ほぼ不可能であり、ピット戦略が重要となる。 にも関わらず、実は1995年から13回開催されているF1において、ポール・ポジションからスタートして優勝したのは二回だけ。 その二回とも、ミハエル・シューマッハーである。 天候によっては気温の差も大きく、晴れるか曇るか雨が降るかはレース結果に大きな影響を及ぼす。 【エンジン】 全開率は62%と低い。 高度が高く空気が薄いため、エンジンのパワーが約5%ほど失われる。 最も長いフルスロットルの時間は、わずかに10秒。 その為、エンジンへの負荷は少ない。 【エアロダイナミクス】 中速の連続コーナーが三カ所有り、空力が重要であるが、姿勢変化に過敏なマシンは連続コーナーやシケインで不利。 縁石に乗り上げても、姿勢が乱れないブラウンGPは有利である。 【KERS】 マクラーレンとフェラーリは搭載する予定。 ルノーとBMWは今シーズンのKERS搭載を見送る。 来シーズン、FOTAの加盟チームは、KERSを使用しない予定なので、鳴り物入りで始まったKERSは永久にお蔵入りになる模様。 【タイヤ】 ブリヂストンはスーパー・ソフトとミディアムを持ち込む。 タイヤにはそれほど厳しくなくが、気温の上下動が激しい。 低い気温の場合、タイヤの発熱が重要な要素となる。 【ピット戦略】 2ストップが基本。 絶対的にオーバーテイクが難しいサーキットなので、3ストップは絶望的。 ストップ時間は、15秒+静止時間。 【マシンのアップデート】 ブラウンGPは新しいパーツを持ち込む。 これらのパーツは、シルバーストーンに持ち込まれたが、金曜日に気温が低くタイヤ温度が上がらない状態で、パーツ比較テストをすることができずに、予選決勝では装着されなかったパーツである。 ルノーもメカニカルアップグレードと共に新しいリアホイールフェアリング、エンジンカバーを持ち込む。 これらのパーツは、ダウンフォースの急激な変化を抑えて、ドライビングしやすい特性にする目的がある模様。 これにより、縁石へ乗り上げてもマシンの挙動が乱れなくなり、ドライバーはよりアグレッシブに、コーナーを攻めることができるようになる。 【レース展望】 低速、中速コーナーにおしてバランスが取れているブラウンGPのバトンが勝つ可能性が高い。 レッドブルは高速コーナーでは、すでにブラウンGPに匹敵する速さをもっており、低速セクターでのタイムに注目したい。 コース上での追い抜きが難しいだけに、予選での燃料搭載量と予選順位のバランスが勝敗を分ける。 こういうレース・マネージメントの部分もブラウンGPが有利である。 予選でのドライビングミスは、致命的である。 最大の問題は気温になる。 晴れて気温が上がればブラウンGPが、曇りもしくは雨で気温が低ければレッドブルが有利。

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