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2010 Rd.17 韓国GP観戦ガイド

JUGEMテーマ:スポーツ

【サーキット】韓国国際サーキット 5.621km × 55周 = 309.155km 今年初開催される韓国初めてのF1レース。 長い間、開催されるかどうか議論されていたが、最終的にFIAのコース承認がおりて無事開催にこぎ着けたようだ。 もっともコース路面の表層アスファルトの工事が終了したのが10月上旬であり、強力なグリップ力を発揮するF1のタイヤが路面を走ると、アスファルト表層が剥離して、走行が難しくなることも予想される。 敷設直後のアスファルトからは油がにじみ出るので、グリップ不足に悩まされるかもしれない。 コースは前半の直線区間と後半のテクニカル・コース部分に大別される。 オーバーテイクポイントはホームストレートとバックストレート、そしてストレートエンドでのブレーキングとなる。 【エンジン】 長い直線が3本有り、エンジンパワーがあるマシンは有利。 コーナー部分ではエンジンのピックアップの良さが重要になる。 【シャシー】 長い直線とコーナーの連続する部分があるサーキットで、どの部分にセットアップを合わせるかが難しい。 その為、空力によるダウンフォースとFダクトの効率性が非常に重要となる。 コーナー部分はレッドブルは有利で、直線部分はマクラーレンとルノーが有利だろう。 【タイヤ】 ブリヂストンはソフトとハードタイヤを持ち込む。 事前の路面状況に関するデータが全くない状態だったため、BSはもっとも保守的にタイヤを選択した。 ただしこの時期の韓国は曇天だと気温が上がらず、路面温度も上昇しないと見られる。 そうなるとハードタイヤを動作温度まで上昇させるのに、時間がかかるかもしれない。 【ピット戦略】 1ストップが基本。 フューエル・エフェクトは大きいので、レース序盤のドライビングは難しい。 タイヤに厳しいマシンは、ソフトタイヤでスタートすると早いピットストップを強いられる。 【レース展望】 コース後半の連続コーナー区間ではレッドブルが他を圧倒するだろう。 またFダクトの効率化によりトップスピードも改善してきているので、レッドブルが有利なのは間違いない。 マクラーレンは直線部分で、フェラーリはコーナー部分でお互いアドバンテージを持つが、予選でレッドブルに対抗するには、さらなるアップデートが必要となる。 鈴鹿でも好調だったクビサが面白い。 チャンピオンを争う5人にとってクビサに先行されると、難しいレースを強いられる。 【過去5年間の優勝者】 なし

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