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2005 F-1 Rd12 ドイツGP ウラ観戦記 予選

「モントーヤ、何やってんだよおまえ」 とロン・デニスが心の中で思ったであろうモントーヤのまさかのスピン まさか、あそこでスピンするとは誰も予想できなかったでしょう。 なぜ、あそこでスピンしたのか原因を解析していきましょう。 その前にライコネンの走りを振り返りましょう。 ライコネンは16コーナーの立ち上がりで、リアが流れてカウンターステアを当てて見事に最終コーナーを切り抜けた。 久しぶりにF1でフルカウンターを当てて走るマシンを見た。 素晴らしいライコネンの走りで、タイムロスもほとんどなかっただろう。 16コーナーは右へターンしながら下っているので、リアのトラクションが抜けやすいところだ。 実際、ライコネンはオーバーステアが出てカウンターを当てることになった。 ではモントーヤはどうだったのだろう。 彼の走りをみると16コーナーは何の問題もなくクリアしている。 彼のスピンの仕方を見ていると、左のリアタイヤが縁石に乗り上げたタイミングでコントロールを失っているようだ。 彼の左リアタイヤがどの程度、縁石へ乗り上げているか見てみると他のマシンより明らかに多く乗り上げている。 つまりモントーヤは16コーナーを少しオーバースピード気味で回ってきて、外側の縁石に乗り上げ、はじかれてスピンしているようだ。 縁石にはじかれていないのであれば、縁石に乗り上げているときにアクセルを開けたのが原因だろう。 他のドライバーの縁石への乗り上げ具合を見ると、ほとんどのマシンがタイヤ半分くらいしか乗り上げていないのだが、モントーヤはタイヤ全部を乗り上げてしまっている。 残念ながら、弁解の余地なくモントーヤのドライビングミスが原因だろう。 ライコネンに後れを取っているモントーヤの焦りだろうか。 ロン・デニスもまさかあそこでスピンするとは思わなかっただろう。 今年のマクラーレンはマシンが良ければドライバーがミスし、ドライバーが良い走りをすればマシンがトラブルを起こすという悪循環が続いている。 マシンは誰が見ても最高なだけに残念だ。 このモントーヤのミスにより、アロンソが3位グリッドを獲得。 一つポジションが上がったこと以上に奇数番スタートできるのはアロンソにとってうれしいだろう。 たとえライコネンに優勝されても2位に入れば、OKだし。 しかし、本当にマクラーレンのマシンは素晴らしい。 第一セクターだけで0,1以上速い。 第一セクターはタイムをきざむ部分が少ないだけにこのタイム差はすごい。 何もなければ、ライコネンの圧勝は間違いないだろう。 ▽琢磨の走り 琢磨は5番手と不利な予選出走順位だったが、素晴らしい走りを見せて8位グリッドをゲット、 その前3台、ミハエル・シューマッハー、ウェバー、ハイドフェルドはスリーストップだろうから、それを考えると実質3列目。 バトンとの差が大きいのは気になるが、燃料搭載量もあるので何とも言えない。 スタートを決められればホンダエンジンはパワーもあるようだし、このコースは抜きどころもあるので、琢磨のパッシングシーンが見られるかもしれない。 期待しよう。

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