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アロンソ マクラーレンとの契約へ大きな一歩

  2015年シーズンにマクラーレンをドライブするか、一年間休養するか注目されていたアロンソだが、マクラーレンとの契約交渉が進展し、あとは詳細部分を残すだけであるとマクラーレンの内部関係者が述べている。 交渉の最大の焦点だった契約年数は2年契約に1年間のオプションをつけた一般的な契約に収まりそうである。 2016年シーズンにメルセデスのシートを狙うアロンソは1年契約を主張していたと思われる。またホンダエンジンは来年が最初のシーズンであり、その競争力が未知数である事もアロンソが単年度契約を希望していた理由のひとつである。 だがアロンソは日本GPの前にホンダを訪問したと伝えられており、その際にホンダのリソースを見せられたことが、複数年契約を受けいれるひとつの要因になったと見られる。 来年からホンダエンジンを搭載し、長期的な計画を立てているマクラーレンとしては、複数年以上の契約を望んでいた。 この契約年数は双方の希望の中間を取ったと見ていいので、双方とも正式契約締結に向けて大きな一歩を踏み出したといえる。 ではアロンソのチームメイトは誰になるのであろうか?バトンかマグヌッセンか?今年の獲得ポイント見るとバトンが94ポイントと53ポイントのマグヌッセンをリードしている。 だがチームはマグヌッセンの将来性に期待する方向性である。バトンは耐久レースにポルシェのワークスチームから参加すると見られている。 チームがマグヌッセンを選択すると、チームは過度にアロンソに依存することになる。 これはアロンソが仕事をしやすい環境であるが、アロンソの発言力はチーム内で増すことになるので、功罪が半ばする結果になるだろう。