
先日の開幕戦で、各パワーユニットサプライヤーが開発可能なトークンを使ったのかが明らかにされた。
各パワーユニットサプライヤーの使用したトークン数は以下の通りである。
・フェラーリ22(残10)
・メルセデス25(残7)
・ルノー20(残12)
これを見るとオーストラリアGPでパフォーマンスが良かったパワーユニットが、開幕前にトークンを使用していることがわかる。
特に昨シーズン圧倒的な力を見せつけたメルセデスが、一番多くのトークンを使用しているのは、驚きである。
彼らはテスト期間中から開発トークンをかなり使うことを明言しており、それを考えるとこれでもまだ少ないと考えることもできる。それは開幕戦までに間に合わなかったので、これから投入されるのかもしれない。
つまりメルセデスは昨年の成功に満足せずに、今年も攻めた開発する意志を使用トークン数から見て取れる
ルノーは、これから新しいパーツを投入してパフォーマンスを上げてくるとも思われるが、開幕時点でのメルセデスとの差はあまりにも大きく、シーズン中に差を詰めることはできても、逆転することは容易ではない。
唯一の救いはフェラーリのパワーユニットが競争力を取り戻していることで、昨年のようなどん底を味わうようなことはなさそうである。