バトンBAR残留? 琢磨の未来はどこに
複数のメディアがジェイソン・バトンが2006年シーズン、BARホンダへ残留すると報道している。
それによると、バトンがウィリアムズと結んでいる来シーズンの契約をBARホンダが40億円で買い取るらしい。
このお金の出所の大半はホンダだろうから、ホンダがウィリアムズに40億円払って、バトンを買ったというところだろう。
これでホンダがBARを100%買収する一つの要因がクリアされた。
バトンがいるいないはホンダがBARを買収する際に大きな影響を与える。
バトンなしのBARではホンダが買収する価値はない。
これが事実だとすると、既に来年のドライバーはバリチェロで決定済みなので佐藤琢磨はBARのシートを失うことになる。
今シーズンの成績だと他のチームへ移籍するのは難しいだろうから、テストドライバーか他のカテゴリーに参戦することになるのだろう。
琢磨にとって不運なのは、今シーズンの成績が悪いことだ。
昨シーズンであれば興味を示すチームがあっただろうが、今年の成績では移籍するのは難しい。
今のところミナルディとジョーダンを除けば、空いているシートはウィリアムズくらい。
残りはBMWがジャック・ビルニューブとの契約を破棄しない限り、シートの空きはない。
私はここで琢磨に一つのアドバイスをしたい。
それはホンダを離れるということだ。
テストドライバーであれば、他のチームでもシートを得ることはできるだろう。
別にホンダの力を背景にシートを獲得することは悪いとは思わない。
問題はその後に結果を残せるかどうかだ。
残念ながら今年の琢磨は結果を残せなかった。
もちろんマシンの戦闘力が昨年ほどなかったのは事実だが、それでもバトン比べれば見劣りする。
ここらでホンダを離れて自分自身の力で道を切り開くのは琢磨にとって良い経験になるのではないだろうか。
もちろんそれは今よりも遙かにつらく厳しい道のりになるかもしれない。
しかし、その状況を乗り越えなければ琢磨に将来がないのも事実なのだ。
最も厳しい道のりを選択することが彼の為になると思うのだが。
- ホンダがBARを100%買収か?
- 2005 F-1 Rd17 ブラジルGP観戦記
バトンBARに残留 琢磨は・・・
19日、イギリスの複数メディアがウィリアムズとBARホンダの間でバトンの移籍契約白紙が合意に達したと、BBCラジオが報じた。補償金は2000万ポンド(約40億円)と予想される。
やる気のないバトンにこだわるより、やる気のあるドライバーを起用する方がモチベー
今年の琢磨には運も無かった様に思う。結果を残すには情熱と運が必要であると...BESTを尽くしているのは了解できたが結果が伴はない↓去年の結果に甘んじたのでは?楽観的な日本人の気質があったのでは?辛い気持ちですがチャンスを確実に結果へと結べなければ未来は無いでしょう。