2013 Rd.14 韓国GP結果ベッテル破竹の4連勝

2013年10月6日、韓国のモッポで第4回目の韓国GPが開催された。当初は台風も心配されたが、台風はそれ雨も降らないドライレースとなった。レースはポールポジションから好スタートを決めたベッテルがタイヤ交換した数ラップを除きトップを走りきり逃げ切る万全なレース。レース中に2回のセーフティカーが入るなどしたがベッテルの支配は崩れるそぶりもみせずに完勝。夏休み明けの連勝を4に延ばし、チャンピオンシップのリードも77ポイントに広げることに成功した。これでベッテルは韓国GP 3連勝で、シーズン8勝目。二位にはセーフティカーを利用して三位に浮上したライコネンが、コース上でチームメイトのグロージャンのミスに乗じて逆転。最終的にロータスは2位と3位を獲得した。特筆すべきは4位のヒュルケンベルグ。ハミルトン、アロンソ、ロズベルグというトップドライバーを引き連れての素晴らしいドライビング。決して速いマシンではないのだが、抑え込んでしまうのはドライバーの腕である。特に低速コーナーからの立ち上がりが抜群に良く一度抜かれたハミルトンを再度逆転するなどその走りはこのレースでは光り輝いていた。一方苦戦を強いられたのはアロンソ。前を走るハミルトンに何度か仕掛けるが抜くには至らず。ただこの二人のバトルはマシンがコントロールされており、本当に安心して見ていられる。ただ今日のアロンソは6位が精一杯でベッテルとのポイント差は更にひらいてしまった。ペナルティにより10番手グリッド後退で13位スタートだったウェバーは、順調に順位を上げていたがセーフティカー期間中にタイヤがパンクしてタイヤ交換から2周で再びタイヤ交換して後退。またスーティルに接触されてオイルが漏れだして引火し、リタイヤを余儀なくされた。次の第15戦日本GPは三重県鈴鹿市で10月13日日曜日に開催される。関連記事：2014 Rd14 韓国GP予選ベッテルが三連続ポールポジション Pos # Driver Car Laps Gap Difference 1 1 Sebastian Vettel Red Bull-Renault 55 2 7 Kimi Raikkonen Lotus-Renault 55 4.224 4.224 3 8 Romain Grosjean Lotus-Renault 55 4.927 0.703 4 11 Nico Hulkenberg Sauber-Ferrari 55 24.114 19.187 5 10 Lewis Hamilton Mercedes 55 25.255 1.141 6 3 Fernando Alonso Ferrari 55 26.189 0.934 7 9 Nico Rosberg Mercedes 55 26.698 0.509 8 5 Jenson Button McLaren 55 32.262 5.564 9 4 Felipe Massa Ferrari 55 34.390 2.128 10 6 Sergio Perez McLaren 55 35.155 0.765 11 12 Esteban Gutierrez Sauber-Ferrari 55 35.990 0.835 12 17 Valtteri Bottas Williams-Renault 55 47.049 11.059 13 16 Pastor Maldonado Williams-Renault 55 50.013 2.964 14 20 Charles Pic Caterham-Renault 55 63.578 13.565 15 21 Giedo van der Garde Caterham-Renault 55 64.501 0.923 16 22 Jules Bianchi Marussia-Cosworth 55 67.970 3.469 17 23 Max Chilton Marussia-Cosworth 55 72.898 4.928 18 18 Jean-Eric Vergne Toro Rosso-Ferrari 53 2 laps 2 laps 19 19 Daniel Ricciardo Toro Rosso-Ferrari 52 3 laps 1 lap 20 15 Adrian Sutil Force India-Mercedes 50 5 laps 2 laps Not classified 2 Mark Webber Red Bull-Renault 36 19 laps 14 laps 14 Paul di Resta Force India-Mercedes 24 31 laps 12 laps