2013 Rd.15 日本GP クラッシュの多いFP2 <br>ベッテルが指定席に
2013年11月11日 14時から15時30分まで鈴鹿サーキットで日本GPのFP2がおこなわれた。
気温28度、路面温度40度、風邪は約6メートルでホームストレートで向かい風。
午前中とほぼ同じ暑いコンディションの中でおこなわれた。ドライバー達は難攻不落の鈴鹿サーキットに苦しんだ。
マルドナド、ペレス、ライコネンがコースアウトするなど、波乱のフリー走行2回目となった。彼らのようにコースアウトしてしまうと、タイヤの評価ができなくなり、データが不足したり、チームメイトの仕事量が増える。一方、午前中のセッションではメルセデスの後ろだった、ベッテルとウェバーのレッドブル勢が1-2になり、彼らが得意としているサーキットで速さを見せている。レッドブルはロングランでもいいペースがあり、ベッテルはハードタイヤで1分39秒前後のペースを維持していた。残念ながら予選かスタートでベッテルの前に出ない限り、勝ち目はなさそうである。ニコ・ロズベルグはミディアムをはいて1分39秒台前後のタイムで16周走り、大きなタレは見られず、日曜日に自信がもてる結果となった。ミディアムタイヤはハードより、0.4秒~0.6秒速い。ロータスはミディアムタイヤをレースで主に使う希望をもっているが、ライコネンのクラッシュでその評価が難しくなった。明日の午前中は忙しくなりそうだ。ビアンキは午前中FP1でクラッシュした影響で、走行できなかった。
Pos Driver Team Time LAP
1 S.ベッテル レッドブル 1:33.852 35
2 M.ウェバー レッドブル +0.168 35
3 N.ロズベルグ メルセデス +0.262 36
4 K.ライコネン ロータス +0.350 17
5 R.グロージャン ロータス +0.559 30
6 L.ハミルトン メルセデス +0.590 36
7 D.リカルド トロロッソ +0.621 30
8 F.マッサ フェラーリ +0.846 35
9 J.バトン マクラーレン +1.060 34
10 F.アロンソ フェラーリ +1.235 32
11 E.グティエレス ザウバー +1.237 36
12 J-E.ベルニュ トロロッソ +1.257 34
13 N.ヒュルケン ザウバー +1.330 34
14 P.ディ・レスタ フォースI +1.423 35
15 A.スーティル フォースI +1.489 25
16 S.ペレス マクラーレ +1.857 8
17 V.ボッタス ウィリアムズ +2.284 41
18 P.マルドナド ウィリアムズ +2.870 6
19 C.ピック ケータハム +3.778 31
20 G.V・D・ガルデ ケータハム +4.053 36
21 M.チルトン マルシャ +4.269 33
22 J.ビアンキ マルシャ No time
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