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マルドナド ウィリアムズ離脱へ

マルドナドとスポンサーであるPDVSAがウィリアムズから離れる交渉が終盤を迎えている。彼らの契約は2015年まで残っていると伝えられいる。 ウィリアムズへ30億円以上をもたらしていると伝えられるベネズエラの石油会社PDVSA。このスポンサーを失うことはウィリアムズにとって生死を分ける問題である。だからPDVSAは相当額の違約金を払うことになる。交渉は基本合意に達し、焦点は違約金の額と支払いの時期に移っている。昨年チームに久しぶりの勝利をもたらしたマルドナドであるが、チームの指示を守らないなどの問題も多く、ウィリアムズ側もマルドナドの離脱やむなしとなっている。その場合、後任はマッサが有力である。 しかし今年ウィリアムズのパフォーマンスが悪いとはいえ、他のチームが来年いいという保証はない。腐っても名門ウィリアムズである。元ルノーのパット・シモンズも迎え入れ、技術部門の強化もしている。この移籍は吉と出るか凶と出るか。それは開幕まで誰にもわからない。 マルドナドはロータスのシートを狙っていると噂されている。ロータスは投資会社クオンタムファンドと出資の交渉中であるが、未だに正式発表がない。ロータスは出資が受けられれば、ヒュルケンベルグと契約するのが第一希望である。だが出資契約が締結できないと、資金的な困難に直面するためペイドライバーを受け入れなければならなく、その筆頭はマルドナドになる。マルドナドはロータスと契約できない場合の為、ザウバーなど他のチームとも交渉していると見られる。 関連記事:移籍を巡るヒュルケンベルグとロータス それぞれの事情 関連記事:ヒュルケンベルグはどこへ行く 関連記事:ロータスの憂鬱な日々 関連記事:ロータスが投資会社と契約間近か? 関連記事:マルドナドがロータス移籍を画策

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