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ホンダ 2016年の最終スペックを投入

lr_SBL6190-barcelona_test ホンダは今週開催されている2回目のバルセロナテストに、2016年に投入する最終仕様のPUを持ち込んでいる。 ホンダは先週開催されたバルセロナテストで発生したトラブル対策をしたパーツを使用して、今週の登録期限に間に合わせた。 この仕様のPUは今週のバルセロナテストで走行する。 このシーズンオフ期間中のホンダの開発により、コンプレッサーとターボのサイズが大きくなったと思われる。そのためマクラーレンのリアボディカバーは昨年よりも若干背が高くなっているように見える。 ただターボのサイズを大きくしたとはいえ、昨年からのサイズゼロコンセプトを堅持している。 またマクラーレンはカバーに隠れているエンジンとERSを冷却する為に、ボディカウルの修正をおこっている。 マクラーレン側はホンダにサイズゼロを要請したことはないと話している。チーム代表のエリック・ブーリエは次のように述べている。 「私たちはホンダに何かを押しつけたことはない。彼らは彼らがやりたいようにやっている」 「エンジンが大きくなったのであれば、自分達のサイズゼロにあわせて、それを収納できるようしなければね。でもそれではサイズゼロとは言えないけれど」 「制約があるわけではない。もしこのコンセプトをキープできればうれしいし、このコンセプトは私達が上位陣に追いつく助けになる」