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ニューウェイ ロータスとフェラーリは幸運だった

レッドブルのマイスター エイドリアン・ニューウェイが、今年前半にピレリタイヤが導入したタイヤがフェラーリとロータスを助けたと述べた。 2013年型のタイヤがシーズン前半、フェラーリとロータスの競争力向上に貢献したが、それは単なる幸運だったと彼は話した。 彼は2013年のピレリタイヤに困惑したと述べている。 「今年のピレリは予期しない大きな変化があった。今年のピレリタイヤとても敏感で、ブレーキング時や高速コーナーなど大きな負荷がかかる状態では、すぐに寿命がなくなった」「新しいタイヤは我々の障害になり、他のチーム、フェラーリやロータスを助けた。だが私に言わせればそれは単に幸運だっただけである」「ロータスやフェラーリの面々は自分たちがいかにうまくマシンを設計したか大きな声で話すだろうが、それは単に幸運だっただけであり、我々は不運だっただけだ」 その為、彼らは高温で中高速コーナーが多いマレーシアGPでタイヤを守るためにチームオーダーを発令した。 ロータスとフェラーリは最初の5レースのうち3レースで勝利を挙げたが、その後は勝てていない。ピレリはハンガリーGPから昨年の構造をもとにした新しいタイヤを持ち込んだ。これはレッドブルに有利に働いた。 またニューウェイはシーズン前半はフェラーリから、中盤ではメルセデスからプレッシャーを受けていたと明らかにした。 「とても僅差の勝負だった。私たちは懸命に努力した。シーズン中盤では私たちが選手権をリードしていたが、差は少なかった」 ニューウェイは大きなルール変更のある来シーズン向けのマシン開発にも力を入れなければならないので、今年の開発をある程度妥協しなければならなかったと認めた。 「我々は努力して開発を続け、マシンに変更を加え続けた。夏休み前のハンガリーGPでアップデートを持ち込み、スパでは更に多くのパーツを持ち込んだ。そしてそれが我々に勢いをもたらしてくれた」 「新しいパーツを持ち込むと言うことでは、シンガポールGPまでは本当に努力した。今となって言えばやり過ぎだったかもしれない。これで来年のマシンへの開発リソースが少なくなったからね」

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