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2013 Rd.18 アメリカGP観戦記3 迷走するマルドナド

難しい路面コンディションで、タイヤの温めに失敗したマルドナドはQ1脱落。マルドナドはその後、自分がQ1落ちしたのは、チームの誰かが移籍する自分への嫌がらせで、タイヤ空気圧などを変更したからだと言い出した。 もちろんチームはこれを否定したし、そんな事実があるはずもない。このレースが始まる前の時点でウィリアムズの獲得ポイントはわずかに1点。残り二戦で可能性は低いとはいえ、ケータハムやマルシアが2点獲得すれば彼らのコンストラクターズランキングは10位に落ちて、相当金額の分配金を失う。そんなことをチームが望むわけもなく、マルドナドをわざと遅くするなどということはありえない。通常であれば出走を取り消されても文句を言えない言動である。 チームには100名以上の人間が関わっていて、たった2人のドライバーを走らせるために努力をしている。いくら予選Q1落ちしたばかりで激高していたからといって許される発言ではない。ボッタスがQ3へ進出したので、なんらかの言い訳が必要だったとしても、これは許されない。これまでもマルドナドはチームの指示を無視したりして問題視されていた。だから彼が40億円以上と言われる資金を持ち込んでいるにも関わらず、袂を分かち合うことを選んだ。 このままでは彼はどこのチームへ行こうが、同じ事を繰り返す。

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