2013 Rd.18 アメリカGP観戦記4 うれしい初入賞ボッタス
ウィリアムズのボッタスが彼自身の初入賞をアメリカGPで記録。期待の大きかった新人ドライバーはついにその実力を証明する機会を得た。
ウィリアムズはアブダビGPからコアンダ効果がないエキゾースト導入し、好結果を得ていた。コアンダ効果は成功すると大きなゲインを得られるが、失敗すると安定したダウンフォースを得ることができず、当然ドライビングは難しくなる。
アブダビGPの勢いをそのまま持ち込んだ、アメリカGPでボッタスはQ3で進出し予選9位。レースでもいいペースで走りきり8位。これはうれしい入賞である。彼は危うくウィリアムズで初の年間ゼロポイントのドライバーになりそうであった。
もう一人のマルドナドは予選Q1落ち。マルドナドはチームはわざとタイヤに細工して遅くしたのではないかと非難していたが、そんな事があるわけもない。彼はチームの指示に従わずタイヤの温め方を失敗し、タイムが出せなかった。
それにしてもコアンダエキゾーストを取り外した途端にこの好成績。もう少し早く気がついていればどれほどの結果を残せていたのか考えると、残念である。
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