ピレリのタイヤテストが12月に開催
F1戦略グループの会議が昨日、おこなわれ来年用のピレリタイヤのテストが12月に開催されることが決定した。
F1コミッションは今年のスポーティング・レギュレーションを安全性の見地から変更することに同意した。これによりピレリは2013年12月17日から19日まで3日間にわたってテストをすることが可能になる。
使用されるサーキットはバーレーンで、これは暑さの中でのテストをピレリが望んでいるからである。
このテストは当初、2年落ちの2011年マシンを使用しておこなわれようとしていたが、ピレリからの強い主張で2013年のマシンが使用されることが決定した。
ピレリタイヤは2014年のエンジン規定が変わり、大きなトルクがタイヤにかかる状況を懸念しており、安全性の見地から最新マシンの使用が許可された。今年のマシンは来年ほどの大きなトルクはないが、それでも2年落ちの2011年マシンを使用するよりは、有効なデータが収集できる。
このテストには全てのチームが招待されるが、参加を承諾したチームは現時点で6チームである。
参加するのはレッドブル、メルセデス、フェラーリ、マクラーレン、フォースインディア、トロ・ロッソとなる。
この参加チームを見ると、来年の資金のめどがついたチームとそうでないチームがはっきりわかって興味深い。来年用のタイヤをテストするという機会はエンジニアからすると逃すことはあり得ない。だがバーレーンまでマシンと機材を運ぶのは費用が必要である、それが工面できないチームは参加できない。
また現在は来年用のマシン製作がピークを迎えつつあるので、人員的な余裕がないチームもある。
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