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冬季五輪と日本人ドライバー

イタリアはトリノで冬季オリンピックが閉幕しました。 開幕式でフェラーリのF1が出てきた時は驚きましたね。 さすがイタリア、さすがフェラーリの親会社フィアットの地元です。 そのオリンピックですが、日本人選手のメダルは一つ。 その一つが女子フィギュア荒川静香選手の金メダルでした。 彼女の演技は素晴らしいの一言でした。 オリンピックはメダルがないからダメとは言うつもりはありません。 なぜならオリンピックはアマチュアの選手が大半です。 彼らは自分自身の為、競技をしているのです。 プロではないので結果だけを求めるのは少し酷なよう気がします。 日本人のウィンタースポーツに対する認識はどの程度なのでしょうか? ほとんどの人がオリンピック以外ではこれらの競技を見ることはないでしょう。 その国のスポーツのレベルって、国民の関心度の高さに比例します。 もちろん、冬のオリンピック自体がヨーロッパ中心の競技で、体格的に日本人には厳しいこともあります。 スキーのジャンプは日本人が活躍すると、彼らが不利なようにルール変更されました。 (この辺りはホンダ・ターボが勝ちすぎた時にルール変更があったことが思い起こされます) また競技するのに高価な道具が必要ですし、競技する場所も限られた地域になります。 だからある程度お金がないと、できないのが現実です。 その国のスポーツを振興したければ、トップだけを鍛えてもダメなのです。 一時的には良くなったとしても、すぐに落ちてしまいます。 長い目で見ると、結局は競技人口を増やし、競技人口の底辺を広げなくてはいけません。 そうしないと長期間にわたり競技のトップレベルを維持することは難しい。 日本サッカーのレベルが上がってきたのには、サッカーをやる人が増えてきたことと無縁ではありません。 いつでも誰でも、やりたい時にやれるような環境がないとなかなか競技人口は増えません。 競技人口の少ないスポーツは、その頂点の高さも低くならざるを得ません。 日本ではスポーツをする環境が少ないのにメダルを取れっていうのは無理があるでしょう。 アテネオリンピックの金メダリスト、ハンマー投げの室伏さんほどの選手でも、トレーニングしているのは小屋みたいなところで、ダンベルなどを持ち上げる昔ながらのやり方をやっています。 こんなことでは長期的には日本スポーツ界はダメになってしまいます。 これはモータースポーツでも全く同じ事が言えるんです。 日本ではモータースポーツは決して誰もが興味を持ち、誰もが参加できるスポーツではありません。 競技人口も少ないですし、興味を持っている人の数が少ない。 こんな状況で勝てとか、チャンピオンなんて夢のまた夢ですよね。 なんとかこんな状況を打破しなければいけません。 一般の人の認知度を上げるには、東京都内(お台場辺り)でレースを開催できればと思うのですが。 石原知事だったらやれそうな気がしますがどうなのでしょうか? またWRCのセレモニースタートを東京駅の駅前でやるという案も考えられるのではないでしょうか? そうすればメディアも取り上げますしね。 スーパーアグリF1の鈴木亜久里もそのことをわかっているのだと思います。 なんと、表参道でプロモーション活動を実施しました。 日本のモータースポーツ界では前代未聞の出来事です。 一朝一夕で、日本モータースポーツの認知度が高くなるとは思いません。 地道に一歩一歩やるしかないですね。

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