新しい5秒ペナルティが導入
2014年シーズンから、5秒ペナルティが導入されることが決定した。
軽い違反に対する罰則として5秒ペナルティが追加されることが基本合意された。どのような違反に対してこのペナルティが適用されるのかは、これからF1チーム関係者と議論して決定される。
今のレギュレーションでは、もっとも軽い罰則でもピットレーン通過となり、約20秒弱のタイムロスを強いられている。これはレース結果に多大な影響を与えるので、ペナルティを決める方も、受ける方も難しい状況であった。
例えば今年のブラジルGPのマッサはピットエントリーの白線を四輪で踏みつけて、ドライブスルーペナルティを課されて表彰台の可能性もあった地元でのフェラーリ ラストレースを台無しにされてしまった。彼は誰も危険な状況に追いやっていないし、得ているゲインも少ない。このような場合には、この5秒ペナルティは有効になるだろう。
またこの5秒ペナルティはレース後の結果に対して追加される見込みである。その場合、走行する順位と実際の順位が異なる場合がでてくる。
この5秒ペナルティは、2014年シーズンからの導入が決定している。
- コストキャップ制の導入を基本合意
- レース中のピットストップ義務づけは否決