フェラーリ 信頼性の確保を優先
フェラーリはラップタイムよりも走行距離を重視して走行していると、フェラーリのチーフデザイナーであるシモーネ・レスタが語った。
「我々は異なる条件下で、F14 Tがどう反応するか見極めようとし、多くのデータを集めている」とレスタは2日目のバーレーンテストが終わった後に述べた。
「このテストで集中しているのはどうパワートレインが動作し、ドライバーの意志にあわせてパワーユニットが反応するかである。この2週間で多くを修正した新しいコンポーネンツ、例えばブレーキバイワイヤーとかマシンに関連するソフトウェアとかは、どれも注意深く見ている」
彼らはこのテストでは距離を稼ぐことを優先し、パフォーマンスを追求するのは次の課題である。
「開幕戦へ向けた最後のアップデートは、次回のテストに持ち込み、その時にパフォーマンスを追求する」
F14 Tはルノーなどのライバルに比べ、信頼性がある。だがチームは他のチームに比べて有利なのかについては懐疑的である。
「今年はパワーユニットの変更により、全体のパッケージを変更することになった。だから懸命に働かなければならないし、多くを投資した。でも我々が有利と思うほぼ傲慢にはなれない」
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