フェラーリのロブ・スメドレーがウィリアムズへ移籍することが正式に発表された。
フェラーリではフェリペ・マッサのレースエンジニアを務めていたスメドレーは、マッサの後を追ってウィリアムズへ移籍するのではと噂されていたが、当初は残留するといわれていた。
スメドレーはマッサとフェラーリで8年間共にしており、ドライバーと担当エンジニアの枠を超えた関係を築いていた。
ただしスメドレーはマッサのレースエンジニアにはならず、車両パフォーマンスの責任者として、両ドライバーの担当エンジニアをまとめる役割を務める。また工場でのマシン開発も支援する立場になる。マッサの担当エンジニアはアンドリュー・マードックが、ボッタスのレースエンジニアはジョナサン・エドールズが担当する。
これらの動きは新しいスポンサーの獲得も含め、ウィリアムズが前向きに前進しているいい兆候である。彼の移籍は資金面でも問題が解決されていることを示している。
元々、英国人のスメドレーはいつかは英国に帰国し、英国のチームで働くと見られていた。彼はバーレーンGPの前にはチームに合流する見込みである。