第2次バーレーンテスト 最終日 ハミルトンがトップタイム
2014年最後のプレシーズンテストがバーレーンでおこなわれ、メルセデスのルイス・ハミルトンがトップタイムを記録して、全てのテスト日程を終えた。
ハミルトンはテスト最終日の最速タイムをマークしたが、昨日ウィリアムズのマッサが記録したタイムには0.02秒届かなかった。
2番手タイムはウィリアムズのボッタスでハミルトンには0.7秒届かなかったが、108周を周回しこの日の最多ラップ数を記録した。
8日間のバーレーンテストの最終日となったこの日も赤旗が8度も提示され走行時間が少なくなったので、テスト終了時間が25分間延長され、走行機会が確保された。
だがそのテスト終了時間前にテストを終えたチームもあった。ロータスのグロージャンはマシンのリアから出火したコースに止まりテストを終えた。
フェラーリのアロンソもテスト終了間際に3番手タイムを記録したが、テスト終了前に止まってしまった。彼のタイムはハミルトンより1秒遅い。
マクラーレンのバトンもエンジントラブルで21周しかできずにテストを終えた。
昨日は1周も走れなかったベッテルはこの日、77周を周回して前進したが、この日もフロントのメカニカルトラブルによりターン1に止まる場面もあった。
ケータハムの可夢偉はロングランテストを実施し、合計で106周を走りきったがタイムはハミルトンより5秒以上遅く、マシンのパフォーマンスをチェックするまでには至らなかった。彼はタイムアタックをする際にクラッチトラブルで走行できなかった。
これで2014年のプレシーズンテストの全日程が終了した。開幕戦のオーストラリアGPは3月14日金曜日から始まる。
Pos
ドライバー
チーム
ベストタイム
周回数
タイム差
1
L.ハミルトン
メルセデス W05
1’33.278
69
2
V.ボッタス
ウィリアムズ FW36
1’33.987
108
0.709
3
F.アロンソ
フェラーリ F14 T
1’34.280
74
1.002
4
N.ヒュルケンベルグ
Fインディア VJM07
1’35.577
74
2.299
5
J-E.ベルニュ
トロロッソ STR9
1’35.701
74
2.423
6
A.スーティル
ザウバー C33
1’36.467
91
3.189
7
M.チルトン
マルシア MR03
1’36.835
61
3.557
8
E.グチエレス
ザウバー C33
1’37.303
86
4.025
9
S.ベッテル
レッドブル RB10
1’37.468
77
4.190
10
J.バトン
マクラーレン MP4-29
1’38.111
22
4.833
11
小林可夢偉
ケータハム CT05
1’38.391
106
5.113
12
R.グロージャン
ロータス E22
1’39.302
32
6.024
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