今シーズンで特徴的だったことある。それはレッドブルとザウバーが夏休み明けから急に速くなったことである。これには当然、理由がある。
2013総集編 技術編1 エキゾーストを制する者は世界を征す

今シーズンで特徴的だったことある。それはレッドブルとザウバーが夏休み明けから急に速くなったことである。これには当然、理由がある。
シーズン開幕戦で勝利をあげたライコネンだったが、今年もロータスのマシンは予選のパフォーマンスが悪く、レースではいいペースで走れて表彰台までは行くのだが2戦目以降、優勝までは手が届かなかった。
昨年、ハミルトンがマクラーレンを飛び出した時、ほとんどの人がこの決断を失敗だと思ったに違いない。だがハミルトンは今年彼自身の選択が間違いなかったことを証明した。
ベッテルが4年連続チャンピオンを獲得したが、ランキング2位になったこのドライバーもまた見事だった。いうまでもない現代のベストドライバー、フェルナンド・アロンソである。
今シーズンはベッテルの圧勝というイメージが強いが、実は夏休み前まではそうではなかった。夏休みが終わる前のハンガリーGPまで10戦でベッテルは「たったの」4勝しかしていない。