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2013 Rd.9 ドイツGP観戦ガイド



【開催国】
開催国:ドイツ共和国連邦
首都:ベルリン
地理:ヨーロッパ中部に位置し多くの国と国境を接する
人口:82,000千人(世界16位)
GDP:約280兆円(世界第4位)
公用語:ドイツ語

【サーキット】
ニュルブルクリンク・サーキット
距離 : 5.148km  周回数 : 60周  走行距離 : 308.863km
コーナー数: 15

ホッケンハイムとの隔年開催となり2年振りにカレンダーに戻ってきた、ニュルブルクリンク。連続する中速コーナーと低速セクションが混在するアップダウンの大きな山中のサーキットである。22.8Kmという長距離の北コースを持つことで有名だが、GPではショートコース(南コース)を使用する。

サーキットは、山中にあり天候はかなり不安定である。2007年はスタート直後に、集中豪雨に見舞われ、スパイカー(当時)のウィンケルホックがラップ・リーダーになったこともある。

コース上でのオーバーテイクは、DRSを使用しても難しく、ピット戦略が重要となるが、実は1995年から15回開催されているF1において、ポール・ポジションからスタートして優勝したのは3回だけという奇妙な事実もある。天候によっては気温の差も大きく、天候(晴れるか曇るか雨が降るか)はレース結果に大きな影響を及ぼす。
 【エンジン】
全開率は64%で普通。
高度が高く空気が薄いため、エンジンのパワーが約5%ほど失われる。最も長いフルスロットルの時間は、わずかに10秒。その為、エンジンへの負荷は少ない。
全開率 : 64%(中)
最高速度 : 313km(DRS ON)/303km(DRS OFF)
燃料消費量 : 2.5kg/LAP
搭載燃料量 : 150kg

【シャシー&】
ヘビー・ブレーキングが必要な部分と低速からの加速が必要な部分が三カ所あり、ブレーキング時の安定性とトラクション性能が必要。連続する中速コーナーでは、ダウンフォースが求められる。
ブレーキ時間率 : 18%/LAP(平均)

【エアロダイナミクス】
ダウンフォースレベルは高い。
中速の連続コーナーが三カ所有り、空力が重要であるが、姿勢変化に過敏なマシンは連続コーナーやシケインで不利。

【DRS】
DRSゾーンは2箇所に設置される。
検知ポイントはターン10のエントリーに設置され、ドライバーはターン11の出口からDRSを使用できる。 もう一つはターン15の前で検知し立ち上がったストレートで使用可能になる。
DRSを使用しても同じスピードのマシン同士では、追い抜きは難しい。

【タイヤ】
ピレリはソフトとミディアムを持ち込む。
シルバーストーンでのタイヤ問題を踏まえ、ケブラーを使用した新しい構造のタイヤを持ち込む。これはカナダGPでテストしたタイヤと同じ構造である。
タイヤにはそれほど厳しくなくが、気温の上下動が激しい。
低い気温の場合、タイヤの発熱が重要な要素となる。

【ピット戦略】
新しいタイヤがどう反応するのかわからないので、タイヤ交換の回数は予想が難しい。タイヤの耐久性が増すと予想される事と、サーキットの性格、気象条件を含めると気温が低いと2ストップ、高いと3ストップが予想される。DRSを使用してもオーバーテイクが難しいサーキットなので、4ストップは難しい。
ストップ時間は、17秒+静止時間。

【セーフティカー】
ランオフエリアも広くあまりセーフティーカーが登場する機会は少ない。ただし雨が降れば別。豪雨になる事も多くその場合はセーフティカーの出番となる。登場確立は20%で1レースあたりの登場回数は0.4回。

【天気予報】
ニュルブルクリンクの天気は予測できない。山の中にあり天気の変動は急である。一応今週末の天気は晴れで気温は22度前後が予報されている。

【レース展望】
追い抜きが難しいサーキットなので、予選が速いレッドブルが優勝候補の最有力だが、メルセデスがこれに対抗する。
それをフェラーリとロータスが追う展開。
この2チームにとって最大の問題は気温となるだろう。
晴れて気温が上がればフェラーリが、曇りもしくは雨で気温が低ければメルセデスがレッドブルに勝負を挑むだろう。

このサーキットではウェバーとハミルトンが勝利の記録をもっている。アロンソはヨーロッパGP当時のニュルブルクリンクで二度勝っている。ベッテルはまだ母国GPで勝ったことがない。

【過去5回の優勝者】
2004 M.シューマッハ<フェラーリ>
2005 F.アロンソ<ルノー>
2006 M.シューマッハ<フェラーリ>
2007 F.アロンソ<ルノー>
2009 M.ウェバー<レッドブル>
2011  L. ハミルトン<マクラーレン>
※2004年~2009年までは、ヨーロッパGPとしての開催

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