2014 Rd.4 中国GP 観戦記 不運な可夢偉
中国GPで可夢偉は3ストップ作戦を選択。その為、最後のスティントで古いタイヤを履くビアンキを追い上げて最終ラップでかわして、17位に上がったのであるが、なんとここでアクシデントが発生した。
マーシャルが間違って、レース終了1周前にチェッカーフラッグを振ってしまった。チェッカーフラッグが振られるとそこでレース終了になる。
ルール上では大雨などでイレギュラーな状況でレースが終了すると、終了した前のラップの順位が正式になる。
今回はイレギュラーでレース終了1周前にチェッカーが振られてレースが終了したので、その1周前であるレース終了2周前の結果が最終結果となってしまった。
これにより可夢偉の順位は18位に戻ってしまった。直接のライバルであるビアンキに負けたのは痛いが、まだ順位が17位争いだったのでダメージは少ない。
だがそれにしてもマーシャルが周回数を間違えることがあるのは驚きである。ちなみにハミルトンはこれに気がついていて、ピットで無線に報告したが、念のためもう一周して優勝を確実にした。
- 2014 Rd.4 中国GP 観戦記 苦戦するマクラーレン
- 【動画】ミシュランがスーパーGTを紹介