2014 Rd.5 スペインGP観戦ガイド タイヤ・作戦編
2014年第5戦として開催されるスペインGPのタイヤと作戦について解説しよう。
【タイヤ】
ピレリはミディアムとハードを持ち込む。
タイヤには厳しいサーキットなので、ピレリは最も固いコンパウンド二種類を持ち込む。
中高速の回り込む右回りのコーナーが多い為、左側のタイヤ、特にフロントタイヤの負荷が大きい。タイヤに厳しいサーキットであるので、計算上はタイヤ交換の数が増えても、いいタイムを出す方が有利だが、クリアなスペースで走れるかどうかがポイントになる。
【ピット戦略】
タイヤに厳しいサーキットなので、タイヤ交換は3回が予想される。
昨年の勝者アロンソはタイヤのタレが大きく4ストップだったが、今年のタイヤは昨年より固いので、3ストップが主流になると予想される。
左フロントタイヤの摩耗がタイヤ交換時期を決める。
3ストップ場合、最初のタイヤ交換は10周前後、2ストップの場合は15周前後が予想される。
DRSがあり違い追い抜きが可能になるので、回数を多くしても速いタイムを稼いだ方が有利となる。ピットレーンのロスタイムは、19秒+静止時間。
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