ケータハムのオーナーであるトニー・フェルナンデスが自身のTwtterで、ケータハムのシーズン途中でのF1撤退の噂を否定した。
「ケータハムはオーストリアでレースをする。間違いない」とTwitter上に投稿した。
「SPEED WEEK」は、ケータハムは予算の問題あり、オーストリアGPを欠場する可能性があると報じていた。
トニー・フェルナンデスはその噂をきっぱりと否定した。もちろん資金的に厳しい企業が自分自身の資金難を認めるとは思わないが今、ケータハムがF1から撤退した場合、得るものより失うものの方が大きいので、撤退する可能性は低い。
もし彼らが撤退するのであれば、それ以前に可夢偉の代わりにお金持ちのペイドライバーを乗せるのが常識的な考えてである。
トニー・フェルナンデスは開幕前に結果の出ないチームに対して、今年結果が出なければ撤退もありえると、述べていた。またケータハム事業は資金難に陥っており、ルノーと共同開発する予定だったスポーツカーメーカーの株もルノーに売り渡している。
ケータハムは今年ポイントを獲得していない二つのチームの中の一つである。もう一つはこれも資金難に悩むザウバーである。
最大のライバルであるマルシアはモナコGPで9位入賞していて、ケータハムに大きな差をつけている。このままのコンストラクターズランキングでシーズンを終了すると、ケータハムへの来年度の分配金はさらに減額される見込みである。